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生鮮市場 ベリー藤里店(三重県伊勢市)で桃取と浦村の牡蠣を“見る”

この記事の前段として 「ぎゅーとら藤里店」記事があります。
【追記】ぎゅーとら藤里店開店時間変更の届出が出ています。
開店時間(現状)午前10時~午後10時を
             (
変更)午前  9時~午後10時45分

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生鮮市場 ベリー藤里店

〒516-0043三重県伊勢市藤里町604
℡0596-65-7775
開店日 2010/12/03
訪問日 2011/01/03
201101031440

 三重県伊勢市でスーパー3店を運営するベリー(とよはた)社の最新店。すでに数店訪問済みだが、記事にした記憶はない。伊勢みそのSC以外の店舗は中~小型店だったと記憶している。
現在、営業している店舗は藤里店を入れて3店。上記藤里店、みその店小俣店
この藤里店をオープンさせるにあたって、やまと町店(2010/11/10閉店)、山田上口店(2010/11/20閉店)の二店を閉店させている。まさしく背水の陣での新店オープンであることが伺える。
運営規模の小さなスーパーが新規に出店するのに頭を痛めるのが「人」と「金」。二店を閉鎖することにより「人」の確保はできた。閉鎖した二店は赤字店舗と推測されるので、中長期で見ればまあ、「金」の確保につながる。気になるのは閉店した二店が自社物件だったかどうかだが、これは食彩賓館が気にしてもしかたない。とりあえず、出店資金の調達はできたのだから。
 大店立地届出の情報が三重県のホームページにアップされた時に、住所を見て最初に思ったのが、「ぎゅーとら藤里店」に近いということ。
食彩賓館が知っている藤里店の店舗は確かに価格の安い物もあるが、品揃えを含めてぎゅーとら藤里店に対抗するのは厳しいと予想。ぎゅーとら藤里店は訪問した既存店の中では結構、面白い商品提案や売場作りをしていたと記憶している。
生意気な言い方だが、「お手並み拝見」といったところで、初詣を志摩国一宮(伊雑宮と伊射波神社)すませたあと、両店に寄ることにした。
場所は外宮の南側。鳥羽市から渋滞を避けて大回りで伊勢市に入る。「伊勢市複合商業施設」の風景写真を撮影した後に、市内を突っ切って外宮方面に向かう。外宮が意外と混雑してなかったので(駐車場に空きがあった)、参拝しょうかと一瞬迷ったが、神社仏閣を参拝するのを楽しみにしている食彩賓館が、「ついで参りの禁」を犯すことはできない。しかも内宮方面の混雑は承知しているので、「片参り」になる恐れもある。観光客ならまだしも、三重県生まれで伊勢方面から妻を娶った食彩賓館がその禁を犯すことはできない。時々、ブログで「伊勢神宮行きました(大抵は内宮だけ片参り)」とアップされるのを見ては「あらまっ。羨ましい」([E:wink])と思ってしまうのです。
なんてことは冗談で、ホントは空いている時に、しかも近い駐車場に停めて、ゆっくりと参拝したいだけ。伊勢神宮(内・外宮ともに)は参拝客が少ない時じゃないと作法通りに手を広げて拍手できないし。小さく前に習えみたいにしか拍手できない。何よりもひっそりとした厳かな雰囲気を味わうことができない(とまでは言えないが、少し目減りするように感じる)。
 
 という長い前振りのあと、ぎゅーとら藤里店へ行き、チョコ停の予定がドカ停で、且つ買物もしっかり([E:happy01])。
次いで、ベリー藤里店へ参拝。いや、訪問。
知人から「生川建設(フレスポ鈴鹿、しまむら四日市中央、コープあいち守山センター)」による施工と聞いていたので、ある程度、奇抜なデザインではないことは予想していたが、予想以上にスッキリ。キャラクターと色を変えれば、近隣のぎゅーとら社とよく似ていたりする。
内装はまったくぎゅーとら社と異なる。伊勢市らしい和風イメージの装飾で、売場サインも漢字表記。ちょっと苦笑いしそうな装飾であるが、スーパーマーケットは商品が適価で適鮮であれば、それで良いと思っています。
 ざっと見て、ぎゅーとら社より優れていると思った品揃えは「桃取と浦村の牡蠣」が広島産と一緒に生食・過熱含めて品揃えされていたこと。特に地場ブランドの桃取産の滅菌処理された円形パックのものは、当日、朝に鳥羽の鮮魚店で見た地場価格の三割安だった。
そして、和牛の品揃え。黒毛和牛は松阪牛だけでなく、低価格だが質の良いものも発見できた。ただし、細かい部位表示での販売はしていない。料理用途なので、品質の見極めができる人にとっては大変ありがたい等級ミックス販売をしてくれる。
後は、やっぱり価格か。愛知県尾張北部で見る価格やアオキスーパーなどの価格ほどではないが、時々、低価格な商品が散見する。これが人気なんですね。この地区の人には。
 日配の地場商品の品揃えもチェック。さすがにぎゅーとら社とかぶる商品は少ない。
店内で、さきほどぎゅーとら社で親切にしてくれた人がいたので挨拶。ついでに「こっちの方が駐車台数多いですね」と憎まれ口を叩いておいた。ぎゅーとら藤里店への対抗はポイント5倍とピンポイント目玉特売でした。でもさすがに惣菜は弁当や丼物が少し余り気味かなという印象。おそらく、午前中に作りきっておいて、午後はパートさんを帰す予定なのかもしれない。時間帯MDは正月くらいなくてもかまわなと思う。
 で、食彩賓館だったらどっちで買物するか。そりゃあ・・・・。
●購入商品
20110103
・五木のカップ麺ってどっかで購入したよなあ。思い出せない。
・お~いお茶が87円なのは、テナントのスギ薬局社が88円で販売しているためか?。スギ薬局社をインテナントで出店していただく場合は、そのあたりの調整をするハズなんだが。
●食彩賓館的印象
 (2010/09/29改訂)
 (評価ではありません)
総合     ★★★☆☆
装飾・備品★★☆☆☆
品揃・商品★★☆☆☆ 
売場作り ★★☆☆☆
品質・衛生管理★★☆☆☆
価格(当日)★★☆☆☆
サービス  ★★☆☆☆
リピート  
★★☆☆☆
視察向け ★★☆☆☆
繁盛感   ★★☆☆☆
上記の★☆の説明はこちら

●資料
20110103_6
20110103_2
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●生鮮市場ベリーが少しだけ登場する記事
・2009/01/12伊勢志摩地方のスーパーと観光

訪問店舗の記録(店舗外観写真の地域別索引ページ)